ドルチェのプロフィール


ごあいさつ(第20回記念演奏会から)

・数年前のことですが、「音楽とは何か」という問いに対して、バースタインだったか小澤征爾だったかが「音楽とはほとばしる感情の流れである。」と言って いたのを覚えています。端的な表現ですが、真に核心をとらえた言葉です。舞台上の演奏者からほとばしり出た感情の流れが聴衆に受け止められ、共有された 時、音楽は至上のものとなるのです。
・ドルチェの舞台からは、テクニックや芸術性ではプロに及ばなくても、半年の練習で積み重ねた音楽への思い入れが一杯詰まった感情の流れが、深く広く激しく清く・・・ほとばしり出るはずです。
・今宵、ここナディアパーク・アートピアホールに足を運んで下さった皆様、しばらくの間、ゆったりとこの流れに身をまかせ、ドルチェと音楽を共有するひとときを楽しんで下さい。



"優しく"そして"甘美な"演奏を目指して(ちょっとおこがましかったのですが)「ドルチェ」の名を拝借して、グループが発足しました。


「ドルチェ」は、イタリア語の「甘い」、「お菓子」などの意味があり、家庭的な活動を目指してグループ名としました。


1978年に、名古屋地域の大学オーケストラの卒業生を中心に約10名で結成されました。
 弦楽合奏曲を中心に、随時、管楽器奏者をメンバーに迎えモーツァルトの交響曲やディヴェルティメントなどの小管弦楽曲もプログラムにのせています。


第1回ドルチェ弦楽合奏団演奏会
1979年6月2日(土)/ヤマハホール
・モーツァルト/ディヴェルティメント K.138
・ヴィヴァルディ/合奏協奏曲集「調和の幻想」作品3-2
・レスピーギ/リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲


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